よく分からないうちに最終回を迎えてしまった「吹奏楽の旅」。
確実に1週は見逃してます。
一応毎週録画にしてたんですが、2時間SPは1時間しか録れてない事が多くて。
さてさて。
最初は旭川明成高校。
自由曲はスミス作曲「ルイ・ブルジョアの賛美歌による変奏曲」。
この曲は俺の中高時代にも少ないながらも演奏されていたので覚えています。
最初のファンファーレの華やかさが印象的でした。
が、俺らの世代でスミスと言ったら「フェスティヴァル・ヴァリエーション」のイメージが強いですね。
VTRで精華女子高校の演奏が流れたんですが、コンクールでスタンドプレーしてるのに驚きました。
スタンドプレーなんて演奏会とかでしか見たことないし。
今のコンクールでは普通なんですか?
ちなみに今は精華女子は超有名らしいですが、全国大会に出始めたのが1990年かららしく。
俺が高校で引退したのが1889年。
だから実は精華女子って知らないんですね。
コンクール直前合宿でラッパのトップの子の調子が上がらないって事で顧問公認で合奏不参加ってシーンがあったんですが。
皆が皆、良くは思ってなかったんだろうなぁ、とか勝手に想像したり。
真剣であるがゆえに歯がゆさというか、良くない感情を持つ子もいておかしくないと思うんですよ。
全員が全国大会目指して頑張っているからこそ、ね。
見事立ち直り全国大会初出場。
ただ驚いたのは、Web上で結果発表されてる事。
マジか。
余談ですが、ラッパのトップの子の吹き方が高校時代の友達と似てて懐かしかった。
続いて、岡山明誠学院。
自由曲はベルリオーズ作曲「幻想交響曲より第5楽章魔女の夜宴の夢」。
この曲は俺の中高時代からよく演奏されていた曲なので良く知っています。
というか、高校時代の彼女がこの曲を凄い好きだったのも良い思い出です。
クラリネットの子がベークラとエスクラの持ち換えがあって大変という話しがあったんですが、俺がいた学校は部員が少ないのでベークラとエスクラの持ち換えは普通でしたね。
あとはピッコロとフルートとか、ソプラノサックスとアルトサックスとかね。
VTRで出雲北陵高校がリヒャルト・シュトラウスの「楽劇サロメより7つのヴェールの踊り」を演奏しているシーンが流れたんですが、昔は著作権の関係で全国大会のCDにも入れられなかったんですよね。
その団体は自由曲ではなく課題曲がCDに入ってました。
そういえば、バスドラ叩いてた子が高校時代の俺かと思った。
やったね、全国大会出場。
最後は秋田明桜高校。
自由曲はM.ピュッツ作曲「Time for Outrage!」。
作曲者も曲も全く知りません。
wikiにも載ってないみたいなんですけど。
高校からフルートを始めて、3年生で初めてコンクールメンバーに選ばれた子。
中学生からやってる子の方がやっぱり有利ですからね。
そんな中、ソロまで吹いたのは立派。
この年代の1年って大人が思う以上に大きいはず。
おめでとう、全国大会出場。
全国大会は宇都宮市文化会館で。
普門館がなくなった後は愛知でやってなかったっけ?
と思ったら、昨年から宇都宮でやってるようです。
理由は知りませんが。
というか、大学、職場・一般の部ですが、2回も青森で全国大会開催しててビックリ。
(中学、高校の部と大学、職場・一般の部は開催日も場所も違うのです)
秋田明桜高校 銅賞。
旭川明成高校 銀賞。
岡山明誠学院 銀賞。
残念ながら各校金賞には届きませんでしたが、最初から最後まで泣きながら番組を観ました。
全国大会はサラーっと流し気味で終わったのが少し残念でしたけど。
ぜひ、来年もやっていただきたいのですが、難しいんでしょうね。
日テレの偉い人、お願い。
実際に俺が持ってる全国大会のCDの一部。
