酒と肴とモノノフと。

モノノフたる者、常に心に酒と刃を持っていたい。

【読書便り】俺ではない炎上

最近は趣味というか、趣味にしたいというか。
色々あります。
が、以前は趣味と言えるようなものはほとんどなく。
読書と音楽鑑賞とか、おそらく世界一多い趣味を言ってました。
他の国の事を知らないので、日本一多いに訂正します。
ただ、読書も音楽もホントに好きなんですよ。
どちらも通勤時間を使う事が多かったですね。
通勤してないので、読書量も減ってしまいましたが。

ただ、以前から読んだ内容を結構覚えていないんですよ。
年のせいではなく。
という事で、自分への記録を含めて。(ネタバレ注意)

<タイトル>
俺ではない炎上

<作者>
浅倉秋成

<内容>
twitterに女性を殺害した血の海地獄投稿が。投稿したのが主人公(山縣泰介 55歳 大手ハウスメーカー大帝ハウス大善支社営業部長)と特定されるが身に覚えがない。そもそも、ネットの事とかわからない。
情報を拡散した大学生、主人公、主人公の娘、刑事の視点から話が進む。
過去に投稿された画像から主人公が投稿者として特定。実際に女性の死体が発見されたことにより、ネットは炎上。更に、主人公宅敷地内でもう一人の死体が発見される。
匿名の封書により、警察を信用できず主人公は逃亡。警察、住民、ネット民から追われる事に。
情報を拡散した大学生の元へ被害者の親友を名乗る女性が現れ、主人公の捜索協力を要請。
警察の調べにより、被害者の共通点が判明。
犯人がtwitterに残した謎の言葉 からにえなくさ とは?

<感想>
叙述トリックだとは思った。
しかし、不確定な情報の拡散や誹謗中傷はダメだってあちこちで言われてるのに未だになくならないのは何故なんだろう?自分だけは大丈夫理論なのか?
自分の正義を振りかざす事の愚かさを身に刻もう。


今後も読んだ本を記録していこうと思っています。(以前から何度も実行しようとしながら頓挫しています)