酒の肴に。

名前に特に意味はない。なんて言わないよ絶対。ないけど。

青い山脈

今日は吉田修一の誕生日なんですって。
芥川賞作家ですね。
受賞作は読んでないんですが、横道世之介を数年前に読みました。
映画化もされた作品で、凄く面白かったです。
映画は見てないですけど。
2019年に続横道世之介が出版され、文庫化されるのを待ってました。
基本、文庫本でしか読まないので。
今、続横道世之介を読んでますが、読み終わったら横道世之介を読み返そうと思ってます。


久々に行ってきました、高尾山。
4年前の妻の誕生日以来。

電車を降り、マスクを外し深呼吸。
山の空気は美味い。と本気で思いました。
思った自分にビックリ。

前回は妻と息子と3人でケーブルカーで途中まで行って、舗装された1号路をテクテク行きました。
帰りは1号路をテクテク戻り、ビアガーデンで気持ち良くなり、リフトに乗って帰りました。

今回はケーブルカーを使わずに歩きましたよ。
元々は6号路を行くつもりでしたが、前日の天候状況も鑑み1号路に。
まぁ、そもそも6号路への入り口というか、分岐点がわからなかったんですが。

実は、ケーブルカーの駅に着くまでに疲れ切りました。
いやぁ、驚いた。なめてた。
ただ、そこからは結構楽。薬王院までは。
薬王院過ぎてからの階段がとにかくキツイ。
後ろを歩いていた家族連れのお嬢ちゃんが「まだ階段あるよー」と泣きそうになってました。
痛いほど気持ちはわかった。

帰りは途中から4号路へ。
たしか、滝があるはず。
と思ったら、4号路は滝ではなく吊り橋がありました。
4号路の途中から2号路へ。
どうやら2号路で滝に行けるみたい。
と思ったら、2号路からの更に分岐で滝へ辿り着くらしく。
いい加減疲れてたけど、せっかくここまで来たからと滝のある道へ。

激しく後悔した。

何度も引き返そうかと思いながら、ここまで来たらきっともう直ぐと。
方向音痴の俺が迷子になる時のパターン。

いや、さすがに迷わなかったけどね。
遭難する前に引き返しました。
水も尽きたし。

1号路に合流して冷しとろろ山菜蕎麦を食い生き延びました。
命の値段¥1200。
そうそう、ここに自動販売機があったので水を購入。
¥180也。
ちなみに、駅の改札を出てすぐの自動販売機で買った時は¥110でした。

1号路を下り、リフト乗り場に着いた時に思いました。

リフトに乗るのも良い土産話になるかも。

乗って直ぐに気付きました。

前に来た時も乗ったわ。

本気で忘れてました。


命を救った冷しとろろ山菜蕎麦。

 

 

前回はパパママ息子。今回は孤独に1人で。