酒の肴に。

名前に特に意味はない。なんて言わないよ絶対。ないけど。

Victory

今日は畑山隆則の誕生日なんですって。
もしかしたら、今までで一番応援したボクサーが畑山かもしれません。
ゴングがなると、十字をきりながら勢いよく相手に向かって飛び出していく姿にワクワクしました。
リック吉村との試合は残念な感じでしたが、面白い試合を数多く見せてくれました。


前回の続きです。

先月の大会は残念な結果だったわけですが、今月の大会はどうか?
今月の大会は、これも年2回ある大会で、前回は1月にあり、息子初出場の予定だったんですがインフルエンザで棄権しています。
なので、今回が初出場の大会です。
事前に聞いていた所によると、先月の市大会程は大きくなく、まあまあ手頃な規模とのことでした。
実際、出場選手の数は多すぎず少なすぎず。

先月の大会では、息子と上段蹴りを出そうと約束をして、上段蹴りをしては中段突きを食らうという事を繰り返したわけですが、同じ攻撃をし続けて同じポイントの取られ方を繰り返すというのは以前からよくあったんです。
なので、今回は同じ攻撃を繰り返さない。特にポイントを取られた時は。という約束をしました。

この大会の前日、息子の空手の練習で珍しく組み手の練習をしてました。練習試合的な?
息子、始め!の声と共に、スススッと後退。
その後、1分間退がりに退がりまくり、対戦相手から遠く離れた所から当たるはずのない突きや蹴りを時折見せるという動きに終始。
終わった後、息子に言いました。
始めの時からいきなり退がるのはおかしいだろう、と。
息子は、俺にも考えがあってやってるんだ。最初は相手も前に出てくるんだから、そこでいきなり決められないようにしてるんだ。と。
まぁ、一理あるといえばあるような。
それにしても消極的すぎる気はするんですが。
というか、ホントはビビってるんだろうな。痛いとか怖いとかより、ポイントを取られる、負けるって事に。
ただ、息子がせっかく自分で考えた戦い方を否定して、違う戦い方で負けたら悔しいだろうなぁ、とも思いまして。
じゃあ、退がるのは良いけど、攻撃の時は前に出よう。あれじゃ、当たらないから。と、新たに約束を一つ追加して大会に挑みました。

形は1-4で一回戦敗退。
息子も下手ってわけではないんですけど、相手の方が上でした。
形が終わった後、息子が言いました。
あーぁ、優勝してみたいなー。
今回、ハッキリとわかった事があったので息子に言いました。
優勝は形より組み手の方が可能性あるかな。
勿論、組み手でも難しいんですけど、形は今のところムリ。勝ち上がっていく子とはキレが違いすぎ。

ちなみに、今回の大会は息子の空手教室からは7人だけの出場だったんですが、形は初戦で全滅でした・・・。

いよいよ息子の組み手が始まりました。
ここまで、息子の空手教室は組み手の不戦勝で上げた1勝のみです。
息子、始め!の声と共に、スススッと後退。
追いかけてくる相手の中段蹴りをさばきながら、中段突きで有効を奪取。
更にもう一度中段突きで有効。
その後は、時間いっぱい逃げ切りポイント2-0で久々の勝利。
まぁ、息子の作戦がズバリ的中した感じになりました。
二回戦も下がりながら相手の攻撃をさばきつつ、たまに攻撃を繰り出すといった展開。
結局、どちらもノーポイント。
旗判定で0-5で敗退。
この戦い方だと、判定になったら勝てないよなぁ。
攻撃に出る時に、一瞬で相手との間を詰める事が出来る瞬発力があれば、この戦い方でもいい線行けるかもしれないけど。

息子が父兄のいる観客席に戻ると、せっかく1勝したのに非難轟轟。

もっと前に出ろ。
何で逃げ回るんだ。

まぁ、そうなんだけどね。
勝ったんだから、少しは褒めてあげてよ!


いつか優勝したいね。

 

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畑山、辰吉、具志堅。魅力あるチャンピオンはたくさんいるけど、今はやっぱり井上尚弥だね。